平野博文官房長官は5日午前の記者会見で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる事件で同党の衆院議員、石川知裕被告が政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴されたことについて、「与党の議員という同志の立場で申し上げると、起訴をされたということは極め残念だ」と述べた。
平野氏は小沢氏が不起訴となり、幹事長職を続投することについては「不起訴になってよかったというのは民主党の議員として言えても、続投しろとか、しないとかは言う立場にない」と語った。
一方、鳩山由紀夫首相は同日午前、小沢氏の不起訴処分について「このような判断が下された以上、できるだけ早いうちにお会いできればと思う」と述べ、近く小沢氏と会談する考えを示した。幹事長職の続投を確認するとみられる。公邸前で記者団に語った。
【関連:小沢氏不起訴】
・
特捜部、小沢捜査続行 国税当局とタッグでリベンジへ ・
不起訴で「盛大な前夜祭」 民主党内の軽薄さと重苦しさ ・
“次の舞台”は検察審査会 申し立て検討し起訴も ・
石川被告はさばさば「国会議員執着ない」「考え甘かったかな」 ・
小沢氏事件で、東京地検が「週刊朝日」に異例の抗議文 ・
<内閣府世論調査>殺人の時効 25年は「短い」が過半数に(毎日新聞)・
<将棋>久保棋王が勝利 A級へ昇格決定(毎日新聞)・
トヨタ純正のカーナビ狙い 355台盗む、車上荒らしの男ら(産経新聞)・
女子中生に因縁つけ土下座強要…28歳男「お姫さま抱っこさせろ」(産経新聞)・
<卒業危機>高校生ら厚労相らに要望 生活苦学費滞納問題(毎日新聞)